セッション

ボーカルとインスト(楽器)

本日は小岩Back In Timeにて福ちゃんこと、福島剛氏のセッションに参加してまいりました。
「歌酒場」と銘打っているだけあって、ボーカルの方がほとんどなのですが、インスト(楽器)での参加の方もいらっしゃいました。それはそれで全然問題ないのです。できれば、ボーカルとかインストとか、同じ扱いができるなら良いですよねー。歌で参加するのも、楽器で参加するのもジャズなのですから。

ただ、実際はいろいろと難しい問題もありますよね。
まず、ボーカルのバックに入ることの難しさ。いつもやり慣れている曲が、とんでもないキーで演奏しなくちゃいけなかったり、歌との絡みの難しさですね。キーの方はまぁ、楽器陣が頑張るしかないです(笑)。まれに「D♭とかF♯とかよりは、半音下げれば楽器陣が弾きやすくなるから、そうすべき」的な意見をみることもありますが、私は大反対。ボーカリストの最良のキーはひとつです。キーを変えたら歌も代わってしまいます。よほど「楽器優先!」とうたっているセッションなら別かもしれませんが、その方のベストな音域のキーに楽器陣が合わせてあげるべきです。

歌との絡みの難しさは、音数・あくまでボーカルを引き立たせるフレーズの出し引き、などにあると思います。でもそれって、インストの曲でも同じですよね。やるべきことって、そんなに変わらないです。ただ、ソロの回数や場面転換など、ある程度事前に決まっている(ボーカリストの提示してくる)アレンジの中で、演奏を「まとめ」ないといけなったりするので、その点が初心者の方には難しところですよね。

そんなこともあって、基本的にどのジャムセッションでも、ボーカルのサポートはホストがやる習わしになってきたわけです。

私のセッションでは、なるべくボーカルも楽器も同じような扱いにしようと思っていますので、何曲かホストと演奏したら、出来るだけ楽器陣(一般の参加者)の方ともやっていただくように心がけています。メンバーの顔ぶれを見ながら...ですが。
回数に関しては、ボーカルって、へたしたら最初と最後のテーマ歌うだけだったりして持ち時間が短い気がするので、時間の許す限り二曲ずつやってもらうようにしています(渾身の一曲をそこで「発表する」というよりは、セッションの場では少しでも数をこなして「練習」してほしいとの意味でもあります)。まれに楽器のソロがわりにスキャットを歌うような達者な方もいらっしゃいますが、私主催の初心者セッションには、そこまでの方はほとんどいらっしゃらないので。

 

明後日1/19(金)もBack In Timeでセッション(ののさんのジャズ研)あります。そんなこんなをいろいろ考えながら、ボーカルと楽器の調整は図っていこうと思っております。ぜひよろしくお願いいたします。そしてもし、ご意見などありましたら、是非教えてくださいませー!

 

 

-セッション