日記

昨日の日曜日も指休めしようと思っていましたが、さすがに練習してきたくなっちゃったので、夜にスタジオ行ってまいりました。

久しぶりにエレアコベース持って練習。楽器をまとめたりしておりますが、この楽器の使い道はまだまだあるのです。というかできればもっと使いたい楽器。

この楽器、フレットレスだからというよりも、エレアコだからこそなのですが、音程感が希薄です。一つ一つの音が立ち過ぎない。ウッドベースもそうですが、だからこそ出てくるフレーズがたくさんある事に何度も気付かされました。また。倍音や良い意味でのノイズもいろいろと含んだ音なので、一音一音がエレベよりも豊か。好き嫌いは別にして、私のイメージでは毛筆の書に近い。その豊かな音色ゆえ、打楽器がいない状況でも成立しやすい楽器だと思うので(ウッドベースほどの音圧感はないですが)、たとえばドラムレスの場合などには特に威力を発揮します。この点、ソリッドのエレベ(特にフレットレス)はやっぱりドラムと合わさってなんぼな楽器のように感じています。私が下手くそなのもあるのでしょうが、こちらはボールペン字のイメージかなぁ。

そんなエレアコベースの欠点は、場所を選ぶということ。特にアンプでのしっかりした音の作りこみが出来ない状況下では、あまり効果的ではないです。また、中~大規模のライブハウスで、PAが無い状況にも向かないでしょう。そんな場所でベースアンプからの音だけでまかなおうとすると、音は汚れ、ハウリングもし、持ち味を損ないますから。総じて、エレベほどのユーティリティー性を持たないというのが、最大の欠点でしょう。

それさえクリアできる場所ならば、もっといろいろなライブで使いたいと思っているのです。ちなみに、私の中で、サニーサイドはすでにNG。一番の理由は、箱のサイズと(この楽器を充分鳴らしうる)アンプの能力が見合っていないからです。この楽器の能力は生きないです。

そうそう、最近気付いたことのもうひとつは、この楽器を弾いているときは、アウトしたフレーズに行きたくならないということなのです。音程感が希薄であることにも関係すると思いますが、調性の中であくまでキレイに(インサイドで)歌いたくなるようなのです。使う楽器が違うと出音が変わります。すると、こんなところにも影響が出てくるのです。

さて、明日は福ちゃんこと福島剛氏(pf)との練習日。しっかりやってまいります。録れたら映像とかもアップしますね。出来次第ですけど(´・ω・`)

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