日記

37°の予報が出ていた本日の最高気温、いったい何度まで上がったのでしょうか?終日津田沼レッスンだった私は、昼前に会場へ到着してから、21:00にレッスン終了するまで一歩も外に出ることはありませんでした。

一年で最も暑い時期とはいえ、さすがに異常を感じずにはいられませんよね。人類は果たしてこの環境に適応し、生き残ることが出来るのでしょうか?ゆっくりとではありますが、確実に終焉には向かっているのでしょう。恐竜の時代や、太古の文明のように。

ま、太古の文明より目先のスケール(なんのこっちゃ)。
最近はレッスンでアルペジオばかりしつこくやっていたので、今日はスケールも多めに。といっても時間が限られているので、この先は皆さまの自宅練習にお願いするしかないのですが。

特に大事なのは、アーティキュレーションです。ただ弾くだけではなく、いかに歌うか??です。

セッションなどでも、やっぱりアーティキュレーションだなあと思うことが多々あります。フレーズは弾けているのに、ジャズっぽく聞こえない。速く指は動くのに、なんかしっくり来てない...などという原因は、ほとんどアーティキュレーションにあると思っています。詳細はここでは書ききれませんが、要は音の表情付けのことです。
というと、ビブラートとかハンマリングなどの奏法の事を思い浮かべると思いますが、私が言いたいのは、要は、英語でしゃべらないとジャズにならないよ~と言うことなのです。比喩でもあり、実際の奏法両方の意味を含んでいるのですが、例えば想像してみてください。「これはペンです」という日本語とアメリカ人の発音する「This is a pen.」。速くとかゆっくりととかではなく、そもそも音が違う。リズムは違う。アクセントの置き場所が違う...etc。

これはもちろん技術が必要なのはもちろんなのですが、「歌い方」を意識するだけで格段に変わってくるはずなのです。コードの構成音やリズムのことなど、いろいろ考えているうちに、ついつい忘れてしまうようなことなのですが、とっても大事な事なのです。なので、忘れていても自然とその発音ができるまで日常のいろいろな練習の時から意識しておく必要がありますよね。普段からやっていることこそ、本番で出てくるものです。長い目で見つつ、頑張っていきましょう~

あっ、誤解を招かぬよう書いておきますが、私のアーティキュレーションが完璧!だなんて微塵も思っておりません。まだまだ私も修行中でございます。なので、上記の言葉は主に自分に向けて。今後も練習し続けながら意識していきます!

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