日記

火曜日だったので、朝練2hから大宮へ直行。レッスンの空いている時間も長いので、今度お手伝いする予定のビッグバンドの譜面などチェック。「チェック」なんてえらそうに書いてますが、単純に練習です。

昔から譜面が苦手で、確かヤマハの講師になった30過ぎの段階ではほとんど読めないに等しい状態でした。これじゃいかんとぼちぼち練習はするのですが、いかんせん「音符を読む」ということの少ない世界にばかりいるものだから(コードを処理することばかりやってる)、一向に読めるようにならない。本当に初見に弱い。結局これはずっと私の中のコンプレックスなんですよね~

ようやく最近、少しながら前進はしているなとの実感をもったこともあって、よし今一度楽譜を読むトレーニングももっと手厚くやろうと決心したわけです。

実はそのための布石は敷いてあって、去年自分で書いていたフレットレスのトレーニングサイトの楽譜(毎日更新していたもの)、あれを初見練習用に再利用するのです(テンポとか変えてね)。初見の練習したいと思っても、実はそのための教材なり資料って意外と少ないのです。普通のテキストでも良いのですが、その手のはむしろじっくりやるので「覚えてしまう」のですね。初見用にはもっと無目的に羅列された楽譜が良くて(忘れやすいのが良い)、そのために使うことも意識して当時書いていたのです。「忘れたころに初見練習に使おう」と思って。ちょうど良い頃合いになったので、あらためて取り組もうと思います。いや、それがあらためてパッと読んでみると間違える間違える...(恥)。

楽譜が読めると何が良いかと言うことに関しては、はっきり検証はできないのですが、いわゆる「耳」(←ミュージシャン的な)に影響すると考えています。タブ譜は極めて事務的な記号処理の類いと思っていて、とても便利ですが、音楽的な耳は育ちにくいです(実際、タブ譜だけ見てそのフレーズを口ずさめるようになるのは相当弾けるようになってからです)。楽器を扱う上でのもっとも大事な器官はここだと思っていますが、少しでもこの鍛錬になればと思っています。

さて、例によって課題は山積みで減ることはないのですが、引き続き頑張っていこうと思います。明日は昼間はフクちゃん宅にて練習、夜は「福島剛の歌酒場」サポート@小岩BIT、明後日10/17(木)はいよいよ大塚WelcomebackでSTDライブですね。なんかあっという間。締まっていきましょうー!

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