セッション

セッション、今日もエレアコベースで行ってきました。

小岩Back In Timeにてセッションでした!楽器のみの方はいらっしゃらなかったのでずっと歌伴でしたが、もちろん歌伴も嫌いではないですよ!

一曲だけ福ちゃん(pf)と、遊びに来てくれた南たけし氏(Drums)とともにトリオで演奏させていただきましたが、久しぶりでやけに楽しかったです。やっぱりいーなー、ピアノトリオって。

今日もエレアコベースで行ったのですが、私が多用している理由は、単純にその音色が好きということや、軽いということ(笑)もありますが、特にピアノとの相性が良いのですね。適度に減衰してくれるので、持続音的ないわゆる「エレベ」の音から離れられるのです。普通のエレベはつまり、減衰までの時間が長すぎて、ピアノと波形が違ってきてしまうのです。溶け合う感じに演奏できるのが楽しいのです。かつ、倍音を多く含んだふくよかな低域が出るので、ドラムレスの時も意外とどっしりと支えられます(もちろんコントラバスほどではありませんが、エレベよりは)。だから小編成のジャズなんかではピッタリだと思っているし、個性的でもあるから気に入っているのです。
逆に大きな編成には向かないでしょう。音量が上がることには弱いです。楽器の生の鳴りが聴こえないくらいの音量になると、ボリュームとともにサスティーン(音の伸び)も長くなり、その持ち味が発揮できません。アンプによっては汚いだけの音になってしまいますので、これだったら普通のソリッドのエレベ(フレットレス)の方が機能するでしょう。

そう、ベースって「機能」なんですよね。低音を出しつつ、演奏のダイナミクス・グルーブをコントロールすること。安定・不安定、曲の進行感のスピードをコントロールしていく。
実はそれに必要な音色と、例えばソロで要求されるような音色(例えばパキーンと抜けるような高域とか)がちょっと違うのですね。というかあちらを立てるとこちらが立たなくなる、という関係になりやすいのです。ここでジャズ系の人間(特にエレベ奏者)は皆苦労するのです。この二つを高い位置でバランスとるためには、どちらかを多少犠牲にする必要もあります(時と場所によって)。詳細は省きますが、要はここなんですよね~、エレベでジャズやる難しさって。エレアコベースは、私的にかなり両者のバランスがとりやすいのです。もっとも、編成やライブハウスの大きさなど、制約も多いですけどね。こんな研究は、もちろんこれから(ソリッドの)エレベでもやっていくつもりです。

 

 

今日はとっても楽しかった~。次回の「福島剛の歌声酒場」のサポートも私です。12/19(水)ですので、是非いらしてくださいね~

 

 

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