日記

2020/09/11

大分涼しい風も吹き始めています。いよいよ秋がやってくるようですね。この状況では(コロナ)、涼しくなっていくのもちょっと怖いですよね。やはり第三波、第四波とくるのでしょうか?ただ、ある程度の長期戦はもう覚悟しておりますが。

マスク生活も慣れてきました。
暑いし、コミュニケーション取りづらいですが、これで活動が担保出来るのだったら受け入れます。小洒落たものも出てきてますしね!

そんな本日はビッグバンドのリハでした。人数もかなり増えてきて全貌もあきらかになってまいりました。もちろん音源はあるので曲の形は分かってはおりますが、このメンバーでやったらどうなるのかといった事です。

リハの場所は神楽坂です。

それにしてもビッグバンドもまた面白いですね。コンボ(小編成)とはまた違う楽しみがあります。こういった大編成のアンサンブルでは、緻密に構築された複雑なアレンジの中で、ただルートを一発ボンっと弾くだけでも楽しいですね。リハをやってみて周りの様子がわかってきたら、今度はその一音のルートの中に、音色・音価・強弱、さまざまな表現を盛り込んでいきます。そんな、音に込められた意図を共有してくれたら、これはものすごい喜びになります。こちらももちろん、自分の音より他者の音に耳を澄ませます。集中して、自分以外の奏者の意図を感じ取り、共有しあうのです。呼応、といった方がわかりやすいかもしれません。そのために、金管・木管・リズム隊、周りにあるすべての音に集中します。

演奏内容は、オリジナルの音源と同じ事(もしくは近いこと)ですが、こうした相手の音を聞きながらの演奏があれば、そのメンバーでの個性が出ます。同じフレーズを演奏したとしても、オリジナルを凌駕することもできると思っています。いや、そうしなきゃ。

この点、若いころの自分はよくわかっていませんでした。ただ、書いてあることをきちんと演奏すれば、自動的に良い音楽ができるような勘違いをしていたのです。あたかもプラモデルのパーツを作るように、表面的に譜面を追っていたのですよね。笑止千万です。その時の自分がいたらひっぱたきたいです(笑)。音楽である以上、大切なのは「呼応」です。譜面ガン見していたって、これは絶対に忘れないでいきます。

幸いメンバーは皆さんプロですから、リハ中もこちらのやっていることをよく聴いてくれているのがわかります。かなりの部分で共有(呼応)出来そうな気がしてリハも含めて楽しみです(この点、意外と冷たいビッグバンドも多いけど....おっと)。残りのリハは数回しかありませんが、楽しみながら頑張ります!

チケットご希望の方はこちらの「コンタクトフォーム」からも申し込みできるみたいです。もちろん私まで直接ご連絡いただいても大丈夫です!

そして明日9/11(金)は、高田馬場サニーサイドにてひるきんセッションですね。

明日も感染拡大防止のため、こまめな換気の実施や手指の消毒をお願いすると思います。大変恐縮ですが、皆様にもご協力いただきつつ、楽しくセッションが出来ればと思います。

そして、出来る方もまだまだ初心者の方も、是非「呼応」するとはどういうことか意識しながら演奏してみてください。スケールとか練習してきたフレーズとか、自分の演奏のことばかり考えていては駄目ですぞ~!!(大事なので太字)

2020.9.11(金)ひるきんセッション@高田馬場サニーサイド

13:30~17:00

野々口毅(EB)
外山浩之(Pf)
参加費:2,400円+オーダー

明日も頑張りましょう。世界が一刻も早く平和になりますように!

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