日記

朝練3時間はビッグバンドの曲練中心に。新しく作ったパート譜のチェックとか、細々とした部分まで確認。プラモデルのパーツ一つ一つを検品するような気持ちで、原曲もよく聴いてみたり。

今回のビッグバンド曲は様々なリズムの音楽をやりますが、ラテンも何曲かあります。ラテンといっても様々なのですが、実は私はあまりちゃんとラテンを勉強してきていないのですね。もちろん、ラテンの中での様々なカテゴリーに対しての、自分なりの処理方法はあります。ただ、そのあまりの深さに線を引いていたのも事実で、ある一定のところまでで止めてきたのですね。キューバ系でしたらモントゥーノ、マンボ、ブラジルだったらサンバ、パルチードアルト、ボサノバなどの一般的な弾き分けはできるけど、GuangancoやGuarachとかになると、読み方(発音)すら怪しい、というレベルです。専門の方なら、ふむふむなーるほどと思うでしょう。

やっぱりジャズが好きだったし、そちらが中途半端になるようだったら、ラテンには手を出さないようにしようと思っていたのですね、本当に深い世界ですから。あえてリスペクトも込めて、そこはラテン専門のプレイヤーに任せようと。

しかしながら、ジャズをやっていてもラテンの曲は随分と普通に演奏されるし、歌謡曲にすら様々なラテンのリズムは使われています。その中で、自分自身としてももっと「ジャズサンバ」や「ジャズボッサ」と揶揄されるようなインチキラテンではなく(笑)、もっと本場のリズムに近いものを出したいなと考えるようになってきたのです。実際そちらの方が気持ちよいのです。それがなんとなくなのですが、自分にもつかめてきている気もしますし、あらためて、もう少し突っ込んで勉強しみたいなという気持ちが出てきているのです。

ひとつの重要な違いとして、2拍子が最も重要であると思っております。つまり「二分音符が一拍」というところですね。ここからすべて派生してきている気がしていますし、演奏者の一番違うところですね。ジャズやポップス系のプレーヤーはやっぱり一拍は四分音符です。

ここら辺をゆっくりとひも解きつつ研究していきたいなと思っているのです。ただ、この研究は、歴史や踊り、言語などの文化の考察と表裏一体なのですよね。これはもちろんジャズも同じです。だから、少しづつ、時間をかけてゆっくりやろうと思っているのです(ラテンパーカッションとかも、ものすごく興味あるからやってみたいなぁ)。

ラテンライブをやることはないでしょうが、もしかしたらラテン曲の演奏比率は少しづつ増えるかもしれませんね。まったくライブではやらないかもしれないですが(笑)

ゆっくり味わいながらやります。

さて、明日はビッグバンドのランスルーです。本番前の通しリハですね。初めて全員に会えるかな(笑)。楽しみです!

明日も頑張りましょう。世界が一刻も早く平和になりますように!

P.S.9/26(土)ビッグバンドライブ50枚限定のチケット、残り11枚らしいです~

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