日記

休みだったのですが、平日の日中にしかできない用事がいくつかあったので、本日はそれらに当てました。

真っ先に行ったのが病院。そう、救急で担ぎ込まれたとこに松葉杖を返却にきたのです。ちょっと行きづらい場所だったのですが、地元液から送迎バスが出ており(全然知らなかった)、楽に行けました。

返却時に返すと言われていた10,000円をもらって、再び地元駅に帰りましたが、そのまま今度は電車に乗り船橋市役所へ。

マイナンバーカードの署名が切れているので更新が必要だったのです。以前はマイナンバー制度自体もどうこう言われてましたが、こういうのきっちりやっておかないと、私たちのようなフリーの人間はとにかくいろいろと不利なことが起こるのです。身分証明書としても完全無欠です。役所はやけに混んでいたけど、こちらもすぐに手続き終了。これでようやくe-Taxで確定申告(電子申告です)できます!

そのまま下り電車に乗り、今度は船橋税務署へ。確定申告ではありません。今年の分(来年申告する分)から、確定申告は青色申告にしようと思っていて、その申請が必要だったのです。合わせてこれまでやっていなかった開業届も提出。今更ですが....。

それにあたって屋号も設定しました。「野々口音楽企画」です。特に屋号が必要というわけでもなかったし、株式会社を設立するわけでもないのですが、昨年からお金関係とかきちんとやるようにしたかったのでその一環として(屋号で銀行口座も作れるし、取引主体として名前出せるしね)。
また、現在のこの厳しい状況の中で、あらためてこの世界でやっていく覚悟を自分にさせたかったのです。何が何でもやるぞという決意の表れです。本当に音楽業界の状況は壊滅的でひどいのですが、それでもなおこの業界でやっていくために無い頭をひねって頑張ろうと、あらためて思った次第です。不安だらけですが、とにかく前だけを見て進もうと心新たにしました!

用事が住んで帰宅したのが15:30。これなら少し昼寝してスタジオ行けるなと思い、夕方からは急遽スタジオ練に。

前から撮ろうと思っていたテキスト補足動画は「基本アルペジオ」です。例の短三度から下がってくるやつですね(テキストp16~17です)。ツーファイブ処理の第一段階として推奨しているパターンで、汎用性がものすごくあると思っています。この形を自分に叩きこんで、次は展開させていってください。その一つの例を動画で録りましたので、テキスト片手にご覧くださいませ。

サムネイルが変な顔...

以前からアルペジオ、アルペジオが大事と騒いでおります。その理由を一言でいうなら、「指板を俯瞰できるようになるため」です。少ない種類の音(ルートと3度と5度)でアルペジオのパターンを練習することにより、指板のあちこちにに分布する音の位置を、まずは大雑把につかむんですね。もちろん耳のトレーニングでもあるのですが、一番の効用はこれだと思っています。

そして指板を大雑把に俯瞰できるようになったら、さらに緻密なフレーズにするために「スケール」の練習が重要になってくるんですよね。この順番(というか練習の比率)が大事で、アルペジオが出来ていない人がスケールやってもあまり期待通りの効果にはならないんですよね。フィジカルトレーニングの域を出ずに、スケールの上下動だけで終わっちゃうことも多いです。スケールを有効に使うためには、アルペジオで音の位置を広く把握していることが重要だったのです

これは自分の練習の過程で気づいたものです。私がまさにこの順番をおろそかにしていて、アルペジオの習得を後回し...というか、あまり熱心にやってこなかったのです。どちらかというとスケールの練習の方が多かったのです。でもそれだとやっぱりダイナミックな音の跳躍とかが減ってきて、常に近い音、近い音と探すような動きになっちゃうんですよね。良く言えば「エレベ的な動き」なのですが、ジャズの世界ではこれはマイナスです。コントラバス奏者がやるようなダイナミックな動きはぜひ取り入れなければならないものなのです。アルペジオに真正面から取り組むようになって、自分がどんどん変化するのがわかりました。自分の演奏の変化を通して、あぁ、こういう事だったのかと合点がいったのです。ホント、気づくのが遅い馬鹿ものですね。私がアルペジオ、アルペジオと口を酸っぱくして言う理由です。

明日もまた朝練に行けます。練習のバランスを意識して、集中してやってまいります!!

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