日記

本日はよんにちセッション@高田馬場サニーサイドでした。ご予約の連絡が少なかったので、今日は少ないのかなと思っていましたが、ふたを開けてみれば10名ほどの参加が!皆さまありがとうございました!おかげさまで本日も楽しい一日となりました。

演奏レベルもぐっと上がってきて、もう破綻するようなことはほとんどないですね(笑)。
今後もさらに練習を重ねて、レベルが上がってほしいと思いますが、それは演奏(楽器の扱い)が上手くなるというより、音楽が上手くなることを指しています。皆を圧倒するような素晴らしいソロをバリバリとるとかが第一目的ではなく、共演者とその場で楽器を通じて会話し、一緒に音楽を創り上げていくということこそ目標にしていただければなぁと思います。ジャズという音楽のもっとも素晴らしいところはこの点にあると思っていますから。

とはいえ、それぞれのパーツを完成させて、それを出し合ってプラモデルのように組合わせていくような感覚の方も正直多いと思うのです。それが悪だとは思いませんが、でも、ジャズがジャズたるゆえんは「呼応する」ことにあると思うんですよね。共演者と呼応し合って音楽を構築していく。思っていたのと違う事を楽しんで、演奏しながら新たに構築しなおしていく。そんな事を意識していると、上手いとか下手とか、あまり関係がないのだなということもわかってくると思います。いや、確かに技術に応じて楽しみ方がより増えてきますし、思ったことが演奏出来ないのは悔しいことです。ただ、問題はそこではなく、そんなプレイヤーとしての姿勢がもっとも大事だと思うんですよね。

技術の習得はすぐにどうこうなるものではありません。ただ、そんな姿勢とか意識とかはすぐ変えられるんですよね。理解さえできていれば。
セッションに関わっているときは常にそんなこと考えています。呼応し合っている音楽は生きています。上手でも、お互いの音を聞いていない音楽には魅力が乏しいものです。自分を戒める意味でも、常にそう考えています。

また皆さんと一緒に呼応し合えればうれしいです!

一緒に頑張りましょうねー!

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