日記

昨晩は吉祥寺ストリングスでの久しぶり飯塚由加トリオでの演奏。気心しれた中で、かつ緊張感もあるメンバーなのでとっても面白い演奏になりました。会場にいらしてくださった皆様、ありがとうございました!

トランペットの室賀さんが持ってくる曲は、どこか懐かしくもありお洒落でもある、少し古めのスタンダード。ピアノの飯塚さんはオリジナルとモンク系の曲をそろえていらっしゃいました。雰囲気が全然違うので、それはそれで楽しいかなと。いかかがでしたか?

演奏の方は相変わらずのパンクバンドっぷりに拍車がかかっておりw、とてもとても「お洒落なジャズ」とは言えなかったですねぇ。いや、もうわかっているんです。私にはそんな渋くかつお洒落な演奏など出来ないことを→開き直り(・ω・)

でも強烈に楽しかったんですよねぇ。やっぱり私がやりたいジャズって、みんなとの自由な語り合いであり、喧々諤々(けんけんがくがく)の音の議論であり、エネルギーの交感なのです。形式的なものはもう忘れましたぁ~。それぞれの語りのスタンスで良いのです、それがつまりジャズであるということ。

熱量、なんですよね。自分にあるのは。

世界に出ていくほどの演奏技術とかセンスとか才能とかは持ち合わせていないのだけど、演奏に対しての熱量はあるんです。ジャズをやるときはこれを常に表現していたいです。

そうそう、久しぶりに4弦フレッテッドだけ持って行きました。ものすごく弾きやすくセッティングした(弦高を下げ、040~のゲージを張ってます)ヤマハのBB734。弾きやすくした結果、音の張りとかローのズドンと来る感じはなくなってバズ音も大きくなっていますが、やっぱり演奏の自由度が高いとジャズでは楽しいんですよねぇ。フォデラの5弦なども音のこと考えて(重厚さとか、スラップの時の音の良さとか)あまり弾きやすいセッティングにはしてこなかったので、ちょっと考えようかと。大事なとこだけ残して、後はプレイヤビリティ―に全振りしようかと。

いろいろ思うとこ多いライブでしたが、全て前向きです。今後の演奏がますます楽しくなってまいりました~!!

今日はこれから小岩Back In Timeでセッション(ののさんのジャズ研)。お時間ある方一緒に音で語り合いましょう!

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