日記

本日は吉祥寺にて映画鑑賞。「Music For Black Pigeons」、実は鑑賞するのは二回目です。

ジャズミュージシャンのドキュメンタリー映画で、特にこれといった事件もなくたんたんと出演者たちの言葉と音楽が紡がれていきます。今の「ジャズ」なので、知っている曲もひとつもありませんが、深い音楽と情景に心惹かれる映画です。

大ベテラン(半ば伝説)のサックス奏者リーコニッツが、少し若い世代のギタリストのレコーディングに参加した後、そのギタリストに電話をかけます。「とても気にいったが、まったく理解できていない」。

そう、音楽における革命は、古い世代から新しい世代への上意下達のようにトップダウンでなされるものでなく、常に若い世代からの突き上げによってなされるという、半ば普遍的な事実をあらわす象徴的なシーンでした。これをもう一度聞くために二回目の鑑賞に行ったのです。

Jakob Broを中心とした音楽はいわずもがな素晴らしく、ヘッドルームの広い音響で奏でられるふくよかなウッドベースやトランペットが、体全体を包み込んでくれるのが心地よいです。部屋でこの音楽をこの音量で聴きたいなと思いましたが、それはちょっと無理そうですね。

とても良い映画なのお勧めいたします。ただし、ハリウッド的なドタバタはいっさいありませんのでご注意を~!

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