自宅練習にアンプは必要?
これからベースを始めるという方から、自宅練習する際、アンプは必要かとの質問をよく受けます。結論から言うとYESです。
初心者のうちは、小さい音でも良いからアンプの音を聴きながら練習しましょう。夜間や住宅事情がある場合には、もちろんヘッドフォンでも構いません。
初心者段階ではアンプからの音を聴いていないと、どのくらいの強さで弾くとどのくらいの音が出るかわからないですし、また、余計な弦が鳴っていることにも気付かなかったりします。結構これは重要で、後々のミュートの必要性に早く気付くためにも、私はなるべくアンプからの自分の出音を聴いておくべきだと思っています。また、アンプからまったく音を出していないで練習していると、どうしても自分の音(音程)が聞きとりにくいため、強く弾きすぎてしまう傾向があるようにも思います。無駄な力はできるだけ省きたいです。
なお、ワット数に関してはそれほど気にしなくても良いです。3wとかの小さなものでも、最近では結構音が良いので、練習環境に合わせて20wくらいまでの中からお選びください(もちろん大きい分には問題ないですが、ご自宅だけではその能力の半分も生かせません)。
もし迷ったら、10wのアンプというのを一つの基準にしていただければよいかと思います。
また、ある程度の出力のアンプで、入出力ジャックがHighとLowの二つある場合にはどちらに入れればよいか?との質問もよく受けます。
こちらは、パッシブベース(電池の入っていないベース)はHigh、アクティブベース(電池が入っているベース)はLowです。ただ、パッシブベースの場合でも、エフェクターを使う場合にはLowで大丈夫です。
2017/08/14