朝練2Hだけこなして大宮レッスンへ。楽器抱えての大宮はけっこう大変ではありますが、スタジオのある西船橋から大宮への移動には、大分慣れてきました。ただひとつ、武蔵野線の雰囲気にはあまり慣れないのですが...。
ここのところ中指をあまり使わず、その代わりに薬指を多用する練習をしています。一番は中指を休めたいという思いなのですが、ちょっと慣れてくると薬指の奏法も面白くなってきました。薬指の音がちょっと丸すぎるのと、ひとつの問題を除けば。
私、幼児期のケガで薬指の爪が変形して、そのせいで薬指がぐっと踏ん張れないのですね。ほら、普通は上に爪がしっかりあるから力が集約するけど、それがないから。ベースの弦をいつものようにぐっと力をこめて一瞬のアタックをだそうとしても、ぬるっとすべるような感じで出ないんですよね。力が分散してしまうのです。しかもケガの影響もあって、第一関節からちょっと曲がってるんです。
だからこれまでも「３フィンガー奏法」みたいなのは意識的に避けてきたのです。必要ないと思ってたし、実際必須ではないですから。
だけど、ここに来て中指の疲れ・時たま痛みが走るのと、タッピングなんかもたまにやるようになってきて（昔は絶対やらなかったけど、今は柔軟な頭なのです～）、ちょっと薬指も練習してみようと。訓練しだいでは使えるようになるだろうし（中指ほどではないにしても）、やってみるとそれほど音は悪くないし、ちょっと右手の感触が新鮮で面白くなってきたのです。あっというまに水膨れになって痛いけど、無理やり引いていたらすこし固くなってきたし。
多分正面からみたらほとんどわからないと思いますけど、今度ライブなどで見てくださいね。たまーに薬指使って省エネしてるかも！ちょっと柔らかいタッチ（音）になっていたら可能性ありです。
私たちにとって、身体が資本なのは絶対なのですが、練習が資本でもあるわけです。これがないとプロの世界ではどんどん周りから置いて行かれることになります。だから、身体の状態を常に意識しながら、しっかりと練習量もこなして、音楽に向き合おうと思ってます。それで身体が壊れてしまうならそれはそれで仕方ないからとことんやろうと。
明日もフクちゃん（pf 福島剛氏）との練習日です。部活のように弾きこむ日だから、明日も薬指さん大活躍。たっぷり弾きこんできます！
明日もたのしく頑張りましょう～！