5弦は選択肢が増えるのです
2018/08/31
先週の金曜以来、部屋での練習ばかりでしたが、ようやく朝練行けました。さぁ、やるぞと行ったは良いが、プチ寝坊したのと電車も遅れてて20分くらいのロス。ただ、それを取り返さんとばかり集中してやったおかげで、かえって充実した練習ができました。
かなりがーっと弾いていたのですが、ここのところちょっと気にしていた右手の指の痛みはもうまったくありません。治ったみたいです。うーん、それどころか、前より「強く」なった気がするのです。指が。年をとっても、きっとまだまだ成長できるんですよね。よし、もっともっとやろう!!
スケールやアルペジオの可能性を探るためにも、本日は5弦持ち込みました。幅広い音域・ポジションを使って滑らかにフレーズを弾く、という点で5弦ベースは優れています。実は、「最高音が24FのG」だとか、「より低い音がでる」とかいうことはあまり大したことではないのです。私にとって、5弦ベースの最大の利点は、ポジションの選択肢が増えることにあります。今まで一か所でしか弾けなかったフレーズが、別の場所でも弾けることになり、そこからまた(4弦ベースとは)違うフレーズが生まれる可能性が増えるのです。※4弦ベースではあまり使わない、「4弦11FのE♭」とかもたくさん使うようになり、それにつられてその周辺にも運指することが増えてくる、とか。
まぁ、弦が増えるということは、余計な弦が鳴らないようにする「ミュート」という技術も高いレベルの物が要求されるのですが、ここらへんは音の選択肢が増えるということとのバランスでどちらを取るかでしょうね(この点で6弦はやめました)。ちなみに、総合的にいろいろ弾いている時の「音色」は4弦の方が断然良いと思います。アクティブの時(内蔵したプリアンプ・イコライザーを使う状態)はなおさら、ミュートの問題を含め、5弦ベースは余計な音がかなり鳴っていて(うす~く。特に低域!)、結果的に音自体の明瞭度の低さを感じます。なので、それを少しでも抑えるために最近はパッシブで使っています。プリアンプはアウトボードのエフェクターがありますし、こちらのほうが断然良いです。特にジャズなど、ダイナミックレンジの広い小さな音が必要な音楽では。
まぁ、とはいえ使える音の選択肢が広がるというのはかなり魅力ですし、使い心地も気に入っているので、最近はよくこのSadowskyの5弦持ち出しているのです。だって高かったし....(´;ω;`)。ようやく1年半くらい経って自分の楽器になってきましたが、まだコントロールとか一瞬躊躇するときもあります。もっともっといろんな現場に持ち出さなきゃ!
そうそう、もうすぐ9月になりますね。9月は
9/6(木)STD、
9/14(金)山岸隆志(Vo)トリオ、
9/17(祝月)レゾン講師ライブ、
9/22(土)Big River、
9/30(日)大宮でジャズ(デモ演)、
とライブが何本かあります。サポート仕事もいくつか入っているので、忙しいけど楽しい月になりそうです。とりあえず、この暑い夏は早く終わってほしいです(笑)!
あ、その前に今日から実は3連休(いや、嬉しくはないのです。むしろ悲しいくらい)。個人練と部屋練と、練習づけになります!!
そうそう、でんすけさん(山本泰照氏)・ガンタさん(奈良 Ganta 徳彦)と新たに始めているピアノトリオのライブは、2019年から始動いたします。1/31(木)南青山マンダラにてライブ決まりました。やったー。どうぞ予定しておいてくださいね~!!