日記

三軒茶屋の実家にちょっと寄ってから、渋谷の楽器屋さんへ。あまり気安く行ってはいけない場所なのですが(すぐ欲しくなるから)、幸い今は欲しいタイプの楽器も無く、無事に一つだけ試奏するだけでお店を後にしました。とても良い楽器でしたが、特に欲しくなったりもしなかったのは、成長の証でもあるのでしょうか(単にタイミングの問題だけな気も...)。

それにしても渋谷の街がどんどん変わっていくこと!子供の頃から父と歩いて映画に行き、高校生でバイトをし、いろいろな買い物や塾にも通っていた慣れ親しんだ街ですが、35年前からはまったく違う街に変わろうとしているようです。

ちょっとだけ寂しい気持ちになりましたが、今取り組んでいることに想いを馳せると、がぜんパワーが出て来ます。

欲が随分と無くなってきたみたいな事は当Blogでも書きましたが、それは音楽以外の話でして、今動いているバンドに関しては、並々ならぬ情熱をもって取り組めています。少しづつ動いていますが、気持は熱く保ったまま。しばらくは水面下で動くことになりそうですが、「自分の音楽」の演奏につながる事に向かうのは、とても清々しく、かつエネルギーに満ち溢れます。とても懐かしくもあり、楽しみでもあります!

そうそう、話変わりますが、とあるニュースでお酒やめた方の対談みたいなのがあって、そこで言われていたことに、「お酒をやめてからは、きちんと物事に向かい合うようになった」というような発言がありました。たかがお酒ごときでなんか情けない話だなぁと思って読んでいましたが、あらためてわが身を振り返ってみると、確かにそんなところもあった気がしてきました。
毎日のいろいろをお酒を飲むことでリセットしてしまって、いわば忘却の彼方に追いやろうとしてしまう。ひとつひとつの問題にきちんと向かい合い、解決していないので、追いやれない事は逆に「ストレス」として残留してしまうという悪循環が起こる。そんなことが自分の中でも確かに起こっていた気がするのです。ちょっと怖いですよね。それが無意識に行われるから、つまりそれがお酒への「依存」であり「中毒」というものに変わっていくのかもしれません。

さらにお酒が飲みのがイヤになりました(´・ω・`)

まぁ、そんなことになるのは依存性の高い人間なのでしょうが、ちょっと私にはその気があるので、引き続き気をつけようと思います。忘年会とかはやりませんので~。

対談でも言われていたことなのですが、実はお酒を飲まなくなってからは、確かに考え方とか感じ方とか、それまでとは変わってきています。これ何なんだろう?という感じで自分でもよく説明できないのですが、確かに変わってきました。それがお酒をやめたこととはあまり結びついていなかったのですが、他人の言葉から同じことが語られていて認識をあらたにしました。そして、それは良い方向であることが確信できるのです。もうちょっと自分の中でまとまったらまたどこかで書くと思いますが、単に、時間が出来るとか、お金がかからなくなるとかいうメリットの他に、あきらかな人生の変化が起きることは多分お酒を完全に辞めた人ならわかると思います。自分の内面の変化...不思議な感覚が、ずっと長く続いています。この感覚はお酒飲むより(楽しいのはわかります)、はるかに快感なのです。

さて、いろいろ立て込んできましたので、ひとつひとつしっかりと対応して、年末までがんばっていこうと思います。明日は、「心のよりどころ」「心の安全装置」...なんでもいいや(笑)。朝練から津田沼レッスンへ行ってまいります。明日お会いする皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!

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