日記

本日は3時間の朝練からスタート。オルタード系の基礎練を多めにやっておりましたが、すごく眠たくて集中欠いたところも。

ひたすら同じフレーズばかりオールキー回して。テンポやリズムも替えたりしてやっていたら、大分滑らかになってきました。
ただ、わかってます。こういったフレーズって、放っておくとすぐに忘れるんですよね。翌日の朝練で、「あれっ?昨日やってたフレーズなんだっけ?」なんてのも日常茶飯事です。しばらくして突然思い出したりするんですけどね。

だから今はフレーズをそのまま覚えるような練習はほとんどしていません。昔は違ってました。コードのパターンごとにいろいろなフレーズを丸暗記していくうちにやがてソロになるんだろうと思っていました。

ただ、ひとつやふたつ覚えたって現場では役に立たないし、そもそもたくさん覚えようとすればするほど毎日ものすごい量の復習しないと忘れいきます。例えば20個のツーファイブ用のフレーズをいつでも使えるというレベルまで覚えるとしたら、それだけ練習したとしてもおそらく2年くらいかかるんじゃいかな?ソロ中のあの一瞬でそれほどの選択肢を持てるようになるには、かなり基礎力ある方でも、最低でもそのくらいはかかるでしょう。いや、それでも足りないかも。すごく遠回りですよね~。

ではどうするかというと、核となるフレーズなり処理法を徹底的に体に叩き込んで、それを使ってその場で歌える自分を作るんですね。変化させることを練習しておくんです。そして、実戦の場で、曲ごと、場面ごとにそこにいる人達との演奏に合わせて、それを使っていくのです。本当に体に入っていたら、あまり考えなくてもある程度は出てくるようになります。また、歌う事を意識していると、やがて変化が変化を呼んで、自分の中で歌い方もどんどん変わってくるんですよね。元のフレーズは意識したままで、全然違う音を使っていたりしながら。そうやって、主に現場で他人を媒介にしながら発展していくんです。

その具体的なフレーズや練習方法はレッスンなどでいくらでもやりますので、どんどん聞いてください(レベルに応じていろいろです)。もっとも、その大前提となるアルペジオは徹底的にやっておいてくださいね(生徒さんの中では、まずはこれを重点的にやるべきという方がほとんどです)。これが無いと何オクターヴにも拡張したフレーズを歌う事は出来なくなっちゃいますから!

明日6/18(金)は小岩Back In Timeでセッションです(14:30~17:30)。そんな時でも時間見つけて聞いてもらっても構いませんからね。こんな言葉のひとつでも、何か皆さんのヒントになればと思っています。

明日も頑張りましょうー!

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